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研究所

がんの早期診断に有効なマーカーの検索、また化学療法や免疫療法、放射線療法などに抵抗性のがんも含めた新たな治療法の開発を行います。いずれも高度な基礎研究から臨床応用へと発展させることにより府民の健康と、ひいては我が国、世界のがん患者への貢献を目指します。

臨床研究
管理センター

当センターの基本方針のひとつである「先進医療の開発と実践」を実現するために、企業主導および医師主導の開発治験を推進し、当センター独自の臨床研究の支援を行っています。また2018年からは、認定臨床研究審査委員会を置き、センター内外の特定臨床研究の審査も実施しています。

次世代がん医療
開発センター

患者さんの生体試料などの収集や提供(Cancer Cell Portがんバンク)、治験や臨床研究にかかる支援や外部との共同研究の誘致などの支援活動を通じて、病院や研究所との架け橋となり、基礎研究や臨床研究の推進・普及のために活動しています。

がん対策センター

1962年から継続している大阪府がん登録を基盤に、大阪府がん対策推進計画など、科学的根拠に基づくがん対策の立案および進捗管理で大阪府と協働することに加え、病院や研究所等とともに大阪国際がんセンターを構成する柱の一つとして、その理念の実践に取り組んでいます。

クイックイン外来はおかげさまで、1周年!

クイックイン外来はおかげさまで、1周年!

 

 昨年3月より、当センターでは「各医療機関より地域連携室を通じてご紹介をいただいた患者さんを対象に、必要な検査を初診日にできるだけ受けていただき、一刻も早く診断・治療方針を決定して入院治療につなげる」クイックイン外来を全診療科で開始いたしました。

 開始当初は、来院された患者さんを長時間お待たせするなどご迷惑をおかけすることもありましたが、皆様のお声やご意見を反映しながら、システムと人員配置の見直しを行い、現在はかなりスムーズに流れるようになってきました。また、全初診患者さんに占めるクイックイン外来経由の患者さんの比率もどんどん高くなってきており、このことは地域の医療機関の皆様のご理解とご協力のおかげと感謝いたしております。 

 当センターは「特定機能病院」として高度な医療を提供することが使命です。できるだけ多くの患者さんに高度な癌治療を速やかに受けていただくためには、初診患者さんの迅速な受け入れとともに、治療後の患者さんにはできるだけ地域の医療機関に戻っていただくという、医療連携サイクルのシステムを構築することが不可欠です。 

 クイックイン外来は、皆様方のご理解とご協力により一年間継続することができましたが、まだまだ改善すべきことがたくさんあります。ご意見やお叱りに耳を傾け、より良いクイックイン外来へと発展させていく所存でございますので、引き続きクイックイン外来にご協力を下さいますよう重ねてお願い申し上げます。

 

病院長

左近 賢人

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総合受付06-6945-1181 月曜日~金曜日(祝日除く) 午前9時~午後5時30分