小児・AYA部会

大阪府では年間当たり、約150人の小児(0-14歳)、約1500人の思春期・若年成人(Adolescent and Young Adult, AYA)世代(15-39歳)が新たにがんと診断されています。この世代に発生するがんは、白血病や脳腫瘍、肉腫、甲状腺がんや精巣がん、消化器がん、子宮頸がん、乳がんなどが多く、乳児期から小児期、思春期・若年成人世代など幅広いライフステージで発症することから、成人とは異なる対策が求められています。
大阪府がん診療連携協議会 小児・AYA部会は、大阪府内のがん拠点病院の職員(医師・看護師・ソーシャルワーカーなど)および行政関係者が集まり、府内のすべての小児・AYA世代のがん患者が、質の高い治療やケアを受けられるよう議論を行っています。具体的には、がん登録やアンケート調査を使った実態把握、がん治療中の小児・AYA世代向けの教育支援や生殖機能温存についての冊子の作成、本ホームページ内「小児・AYA世代のがん」(https://osaka-gan-joho.net/link/childhood-cancer/index.html)での情報提供などです。

小児・AYA部会