当センターが「コージェネ大賞2019」優秀賞を受賞
この度、当センターは、一般財団法人 コージェネレーション・エネルギー高度利用センター（通称財団名：コージェネ財団）が新規・先導性、新規技術、省エネルギー性等において優れたコージェネであることを表彰する「コージェネ大賞」の優秀賞を受賞いたしました。
2019年度は、応募された計25件の中から学識経験者で構成する選考会議（委員長：公益財団法人地球環境産業技術研究機構 副理事長・研究所長 山地 憲治）にて、厳正なる審査の結果、民生用部門6件、産業用部門6件、技術開発部門3件の合計15件の受賞案件が選ばれました。
なお、表彰式は、2020年2月7日(金)開催の「コージェネシンポジウム2020」にて行われます。
＜優秀賞（民生用）＞
■件名
大阪国際がんセンターのＰＦＩ事業における
ＢＣＰ・省エネ性能向上の実現
（大阪府大阪市）
■応募者
地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター
株式会社日本設計
株式会社竹中工務店
三菱電機ビルテクノサービス株式会社
■概要
旧「大阪府立成人病センター」の老朽化・狭隘化を解消するため、PFI（民間資金を活用した公共施設整備）方式により大手町エリアへ移転新築した。「がんの征圧」を使命とし、「がん医療日本一」を目指す専門病院である。「病院」機能に加え、「研究所」機能と、がん患者のデータ収集に努める「がん対策センター」機能が一体化し、他に類のないユニークな高度先進医療施設である。 災害に強い基幹設備を実現するため、通常時の電力ピークカットによる負荷平準化と災害時の電源の信頼性向上を図るべく、ガスエンジンコージェネ（610kW×1台）と非常用発電機（1,250kVA×2 台）を設置した。コージェネレーションと非常用発電機との発電を合わせると通常時使用電力の70% を確保しており、大部分の電力をバックアップ可能な計画としている。コージェネレーションの排熱は、暖房、給湯に利用している。
コージェネ財団サイト：「コージェネ大賞2019」受賞案件決定
