Cancer Cell Portがんバンクについてのお知らせ
この度、当センターは次世代がん医療開発センターサイトに「Cancer Cell Portがんバンク」のページを新設しました。
「Cancer Cell Portがんバンク」とは、次世代がん医療開発センターの業務の一つである「患者さんの生体試料等の収集・提供」を通じた医学研究の推進・普及を実現するための取り組みです。
具体的には、
①「希少がん」の前向き収集
② 他機関から提供依頼のある検体の収集
③ 院内の先生方が実施する臨床研究に必要な検体の収集
を中心に活動しています。
がんバンクに提供可能な検体は、診療科の現場に合わせた方法で収集を行い、液体窒素タンク(細胞保管室)または超低温(-80℃)フリーザー(冷凍庫室)で保管します。また、特別な前処理(ホルマリン固定等)や保管方法(冷蔵保管等)を希望される場合も対応を検討します。保管した検体を使用する際は、規定に定められた手続き(がんバンクからの試料提供の届出書類と研究計画書等の提出)を踏むことで研究に活用できます。
当センター内の方々の協力によって、保管試料数も徐々に増加しております。今後はホームページを通じて「Cancer Cell Portがんバンク」の取り組みを一般の方々や当センター内外の研究者へ発信し、生体試料の収集や利活用の促進につなげていきます。
Cancer Cell Portホームページはこちら
問合せメールアドレス:cancer_cell_port@oici.jp
担当:吉田 恵一(次世代がん医療開発センター 副センター長)、齋藤 和音(次世代がん医療開発センター 技術補助員)