谷口直之研究センター所長が中心となり編集しました「未来を創るグライコサイエンス」の英語版がSpringer社より発刊されました。
昨年日本糖鎖科学コンソーシアムの会長だった谷口直之研究センター所長が中心となり、糖鎖科学のわが国150名以上の研究者とともに糖鎖科学の喫緊の132項目について、1)現状、2)他分野へのインパクト、3)基礎研究の重要性、4)産業・医療への応用性、5)将来性、6)課題、7)課題解決に要する年数、を解説した未来を創るグライコサイエンス―和学の意のロードマップ (http://www.jcgg.jp/02/roadmap.html)を 2018年5月25日に発刊し、無料で配布いたしました。そして、 2019年10月1日に英語版がSpringer社より発刊されました (https://www.springer.com/in/book/9789811358555#aboutBook)。わが国の糖鎖科学は自他ともに認める自然科学領域でのリーダーシップをとっており、わが国の150名以上の研究者からのロードマップの提案は今後の国内外の糖鎖科学だけでなく、ゲノム、プロテオーム研究とともに、その重要性が再認識されることが期待されます。