バルサルタン錠を処方されていた患者様へ
高血圧治療薬バルサルタン錠に製造過程で異物混入があり、
製造販売業者が自主回収を行っています。
当センターでは2015年(平成26年6月30日)から
2017年(平成29年12月25日)までの間において
患者様へ当該医薬品を処方しております。
現在のところ重篤な健康被害は報告されておりませんが、
処方の有無確認を行う相談窓口を設けましたのでお知らせします。
なお、処方の有無確認以外のお問い合わせにつきましては
製造販売業者の対応窓口までお願いします。
当センター相談窓口
06-6945-1181(代表)
患者総合相談室 内線6550
製造販売業者対応窓口
0120-848-339
あすか製薬株式会社 くすり相談室
N-ニトロソジメチルアミン
≪バルサルタン錠「AA」への「N-ニトロソジメチルアミン」の混入について≫
スペインにおいて、バルサルタン錠から本来検出されるはずのない「N-ニトロソジメチルアミン」が検出されたとして、製品の自主回収の通報がスペイン当局からあり、日本国内で同一製剤を販売していた「あすか製薬」が自主回収を開始しています。
この「N-ニトロソジメチルアミン」は、一定量以上を摂取した場合に、発がん性や肝機能障害を引き起こす恐れ指摘されていますが、当該製品に含まれるこの物質の量は、現在、東京都及びあすか製薬が分析確認中で詳細な情報は不明です。
今後、製品への混入量が判明すれば、追って考えられる影響等をお知らせします。
なお、体調不良や不安等がある場合は、お近くの医療機関等にご相談ください。