内分泌代謝内科,臨床検査科

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内分泌代謝内科のご紹介

糖尿病は周術期、化学療法時の合併症の危険因子として知られています。当科では糖尿病合併がん患者の血糖管理を中心となって担い、それにより治療中の合併症回避に向けた努力を行っております。その際には薬物療法のみでなく、栄養管理室、看護部と連携することで食事療法、運動療法などの生活支援についても充実した体制で臨み、がんで通院・入院されている患者さんの療養生活を多面的にサポートするべく活動しております。特に通常の2型糖尿病とは異なったアプローチが必要となることの多い膵がん術後の糖尿病診療に積極的に取り組んでおります。
また、昨今話題の免疫チェックポイント阻害薬では種々の内分泌臓器に対する副作用が報告されていますが、当科では、対策チームに参画し各診療科と連携を取りながら、このような症例の評価、治療サポートを行っています。

臨床検査科のご紹介

臨床検査科は中央診療部門の一つとして、臨床検査に関する業務・教育・研究を行っています。ISO 15189「臨床検査室-品質と能力に関する特定要求事項」の認定を受け、品質マネジメントシステムにより、臨床検査室のさらなる質の向上を目指し、精度の高い検査データの提供を目指しています。

認定証1 認定証2

【臨床検査科の品質方針】
臨床検査部門は大阪国際がんセンターの目指す『患者の視点に立脚した高度ながん医療の提供と開発』のために、高い精度を確実にした臨床検査データを利用者のニーズに沿った形で提供します。

● 迅速で信頼性の高い検査データ確保に努め、高度ながん医療の提供に貢献する。
● 計画的かつ継続的に教育・訓練を行い、高い専門性を持った優れた人材を育成する。
● 医療資源の最大限活用や、業務の見直し・効率化を行うことによって経営改革に寄与する。
● 品質マネジメントシステムによる継続的改善を実践し、国際レベルを目指した医療サービスと患者満足度の向上に努める。

【採血・採尿部門】
外来採血室では採血業務、尿検査、喀痰検査及び便検査の受付業務を行っています。採血業務は12ブースで行い、それぞれのブースの間には仕切りを設けて、患者様のプライバシーに配慮した構造となっています。また、広くとった待合スペースには大型の番号表示モニターを設置し、より分かりやすい患者案内に努めております。採血スタッフは臨床検査技師と看護師で構成され、最大12ブースで一日平均500件の採血を行っています。そこでは採血支援システムを使用した患者・採血管照合システムを使用し、安心・確実な採血、迅速で丁寧な対応を心がけております。

待合 採血室

【検体検査部門】

● 生化学・免疫検査

生化学・免疫検査室では、酵素や電解質、蛋白質、脂質、ホルモン、各種抗原・抗体、薬物など、血液中に存在する様々な物質の測定を実施しています。 その中でも腫瘍マーカー検査は病期診断や治療効果判定、再発判定などに利用されており、当院にとって重要な検査となっています。迅速かつ精確な測定結果の提供を目指して、日々業務に従事しています。

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● 血液・一般検査

血液検査室では血液中の血球細胞数やヘモグロビン量の測定、凝固線溶検査、顕微鏡での血液細胞の形態観察、フローサイトメトリー検査などを行っています。これらの検査は貧血や感染症、造血器腫瘍の補助的診断や治療効果の判定に役立つ検査です。また造血幹細胞移植関連検査としてCD34陽性細胞定量検査を行っており、迅速な結果報告により移植療法に貢献しています。一般検査室では尿、髄液、穿刺液、便を取り扱います。主に尿検査では、尿定性検査や尿沈渣検査より得られた結果から、腎臓や尿路系に異常がないかを検査しています。

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【遺伝子・細菌検査部門】

●遺伝子検査

遺伝子検査室では、白血病や悪性リンパ腫などの造血器腫瘍に関する遺伝子検査や骨軟部腫瘍の診断に有用な腫瘍特異的融合遺伝子の検出、B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルスの核酸定量検査などを行っています。また、微生物検査室と連携し、MRSAなど薬剤耐性菌の遺伝子型の検査も行い、院内感染対策に役立てています。さらに遺伝子診療部や病理・細胞診断科と連携し、がん遺伝子パネル検査に適した検体の準備、出検業務、結果報告業務を行っています。

遺伝子検査 遺伝子検査

●微生物検査

がんを患っている患者さんは、抗がん剤や放射線治療などにより、免疫力の低下している状態であるため、細菌やウイルスなどの微生物による感染症を発症しやすくなっています。微生物検査室では、培養検査や遺伝子検査などの技術を用いて感染症の原因となっている病原体の種類を特定し、効果が期待できる薬剤を見つけ出す検査を行っています。また、最新技術である質量分析装置や遺伝子検査装置を活用して迅速かつ正確な検査結果の報告を実施しています。

細菌 細菌 細菌

【輸血検査部門】
検査技術の進歩もあり、輸血医療は日々安全なものになっています。輸血検査室では、血液製剤を供給するための輸血関連検査と、輸血用血液の保管管理を行なっています。輸血関連検査は、患者さんに適した安全な血液製剤を供給するために必要不可欠であり、より高い精度の検査を行なうよう日々務めています。また、限りある資源の輸血用製剤を有効に利用するため、徹底した温度管理を行ない、製剤の適正使用の推進を行なっています。

製剤準備室 輸血検査室

【病理・細胞診検査部門】
病理・細胞診部門では、患者の体から採取された組織や細胞を対象に顕微鏡標本を作製し、病理学的評価を行っています。組織診では、生検材料・手術材料の顕微鏡標本作製を行っており、必要に応じて特殊染色・免疫組織化学染色標本などを作製し、より精度の高い診断となる様に努めています。また乳がんや肺がんなどに対するコンパニオン診断(PD-L1(22C3)発現やHER2増幅など)では、標本作製から診断までのすべての工程を当センター内で行っており、病気の診断や治療方針の決定に貢献しています。細胞診では、細胞検査士の資格を持つ臨床検査技師が様々な検査材料(婦人科・呼吸器・消化器・泌尿器など)から顕微鏡標本を作製し、異常な細胞の有無などの判定を行います。また当センターでは液状化細胞診(CellPrep®)やrapid on-site evaluation(ROSE)を導入し確実な検体確保に努めており、再検査による患者の負担軽減に貢献しています。
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病理1 病理2 病理4

【生理機能検査部門】
生理機能検査は患者さんに直接ふれて行う検査で、当センターでは心電図検査(安静時心電図、マスター負荷心電図、トレッドミル負荷心電図、ホルター心電図)、肺機能検査、脳波検査、血圧脈波検査、聴力検査、超音波検査などを行っています。超音波検査は心臓や腹部、頸動静脈、上下肢静脈、甲状腺などを対象としており、検査内容はがんのステージング目的や術後・治療後の経過観察、血液データ異常の原因検索など多彩です。また、造影超音波検査を当センターでは初期から積極的に導入し、年間約370件の検査実績があります。技術の研鑽だけでなく、患者さんにより不安なく快適に検査を受けていただけるような検査室づくりにも力を注いでいます。
受付 マスター エコー

病院実習受け入れ先

● 大阪大学 医学部保健学科
● 大阪医療技術学園専門学校 臨床検査技師科
● 大阪行岡医療専門学校長柄校 臨床検査科
● 関西医療大学 保健医療学部臨床検査学科
● 京都橘大学 健康科学部臨床検査学科
● 倉敷芸術科学大学生命医科学科
● 日本医療学院専門学校 臨床検査技師学科
● 森ノ宮医療大学 臨床検査学科

臨床検査科職員構成(2021年10月現在)

職名 氏名
臨床検査科部長 山﨑 知行
臨床検査科副部長 丸川 聡子
臨床検査科技師長 山本 章史
臨床検査科副技師長 四井 昭二
棚田 諭
職名 人数
医師 2名
臨床検査技師 65名
看護師 7名
検査補助 4名

認定資格(2021年10月現在)

認定資格名 認定資格取得者数
緊急臨床検査士 28名
細胞検査士 15名
国際細胞検査士 6名
遺伝子分析科学認定士(初級) 11名
一級遺伝子分析化学認定士 1名
認定病理検査技師 2名
認定血液検査技師 2名
認定サイトメトリー技術者 2名
認定心電検査技師 1名
POCT測定認定士 2名
二級臨床検査士①微生物学(寄生虫を含む) 3名
二級臨床検査士②病理学 8名
二級臨床検査士④血液学 10名
超音波検査士①体表臓器 1名
超音波検査士②循環器 1名
超音波検査士③消化器 5名
有機溶剤作業主任者 4名
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者 4名
危険物取扱者 甲種 1名
酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者 1名
日本糖尿病療養指導士 1名
上級バイオ技術者 1名
中級バイオ技術者 1名
健康食品管理士 1名
医療情報技師 1名

スタッフ紹介


職 名 氏 名 専門分野 認定医/専門医/指導医
主任部長
兼教育研修部長
山﨑 知行 糖尿病
内分泌疾患
痛風
日本糖尿病学会研修指導医
日本内科学会認定医
日本痛風核酸代謝学会認定痛風医
副部長 丸川 聡子 糖尿病 日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本糖尿病学会専門医
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医
副部長 宮本 泰豪

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外来診療表

診察室
AM PM AM PM AM PM AM PM AM PM
12       内分泌代謝 一般  
26         山﨑
27   丸川      
32     内分泌代謝 一般    
33 山﨑        

☆は非常勤医師です

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