遺伝子診療部 がんゲノム診療科

  • 診療内容 / 実績
  • スタッフ紹介
  • 外来診療表

最先端の遺伝子解析を用いて、がんの個別化医療を目指します

がん細胞の遺伝子情報(がんゲノム)が、がん治療において重要な役割を果たすことが明らかになり、がんゲノムの解析に基づく「がんゲノム医療」が展開されてきています。これまでは一人一人の患者さんのがんの遺伝子情報を包括的に解析することは困難でしたが、現在は、高速で遺伝子配列の解析が可能な次世代シークエンサーを利用した遺伝子パネルを用いて、個々のがんに存在する数十~数百の遺伝子を一度に短期間で調べることができます(がん遺伝子パネル検査)。検査によりがん特有の遺伝子変化が見付かった場合、その変化に対応した有効な治療が選択できる可能性があります。

検査に用いる検体は、「腫瘍検体」、要件を満たせば「血液検体」ともに対応しています。

診療の内容

診療科の枠組みを越えて、一人一人の患者さんに最適な治療を検討します。がんの遺伝子変化を調べた結果、最適と考えられる治療法が見付かればその治療を受けるためのサポートを行います。保険で使用できる有効な薬剤が見付からない場合でも、治験(研究中の薬剤を用いた実験的治療)が行われていれば、それに参加するための情報を患者さんにお伝えします。

エキスパートパネル件数実績

年度 R1(12~3) R2 R3 R4 R5
院内 61 191 272 319 295
非連携病院 1 33 57 92 99
連携病院 0 29 61 74 62
合計 62 253 390 485 456

紹介いただく先生方へ

平素より当センターの診療にご協力いただきありがとうございます。

がん遺伝子パネル検査(腫瘍検体、血液検体)のご依頼につきましては、「がん遺伝子パネル検査をご依頼いただく先生方へ」をご確認いただき、「がん遺伝子パネル検査の申込手順」に沿ってご依頼ください。

申込時

申込時に必要な各種書類のダウンロードは、以下よりお願いします。

① 診療予約申込書

②-A がん遺伝子パネル検査情報提供シート(腫瘍検体用)

②-B がん遺伝子パネル検査情報提供シート(血液検体用)

その他、診療情報提供書(紹介状)をご用意いただく必要がございます。

検査結果報告

検査結果報告は、受診後約2か月後の再診時に行います。
結果報告時には、診療情報提供書、主治医用報告書、C-CATレポート、検査会社レポートとともに、「がん遺伝子パネル検査エキスパートパネル後追跡用紙」(下記よりダウンロードも可能)を同封いたします。
「がん遺伝子パネル検査エキスパートパネル後追跡用紙」に関しましては、3か月を目途に必要事項を記載し返送ください。

スタッフ紹介

職 名 氏 名 専門分野 認定医/専門医/指導医
部長
(兼任)
杉本 直俊 がんゲノム医療
消化管腫瘍
(胃がん・
大腸がん)
がん薬物療法
日本臨床腫瘍学会指導医・協議員・専門研修総括責任者
日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医
日本癌治療学会代議員
日本胃癌学会代議員
日本大腸肛門病学会評議員
大腸癌研究会大腸癌化学療法委員
日本内科学会総合内科専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
三重大学医学部非常勤講師

横スクロールできます

外来診療表

診察室
AM PM AM PM AM PM AM PM AM PM
21   杉本    

横スクロールできます

関連サイト

センター
広報誌

総合受付06-6945-1181 月曜日~金曜日(祝日除く) 午前9時~午後5時30分