アイソトープ診療科

  • 診療内容 / 実績
  • スタッフ紹介

患者さんの身体への負担が少ないアイソトープ診療を行っています。

アイソトープ診療科では、放射線を放出するラジオアイソトープ(放射線同位元素)に病巣指向性をもつ物質を結合させた薬剤を患者さんに投与し、機能的画像診断や治療を行っています。当科では、FDG-PET/CT、全身骨シンチグラム、センチネルリンパ節シンチグラム、副甲状腺シンチグラム、副腎シンチグラム、心筋血流SPECT、心筋交感神経SPECT、脳血流SPECT、肺換気・血流シンチグラム等の検査診断を行っています。 加えてアイソトープ内用療法として前立腺癌骨転移に対するラジウム223(ゾーフィゴ)治療や神経内分泌腫瘍に対するルテチウム177(ルタテラ)治療を行っています。アイソトープ診療は、患者さんの身体への負担や副作用が少なく、投与した放射性薬剤も速やかに体外に排出されます。放射線被爆に関しても、法令に基づき適切な安全管理を行っています。当科では、使用する薬剤の安全性および被爆等について、スタッフ一同わかりやすい説明を行う事をこころがけていますので、不明点がありましたら、遠慮なくご質問ください。
※当科の検査依頼は、すべて当センターの各診療科を介しての予約に限定しています。

主要疾患

腫瘍、虚血性心疾患、脳血管障害

診療のポリシー

○使用する薬剤の安全性についてスタッフ一同わかりやすい説明を心がけます。
○医師、看護師、薬剤師、診療放射線技師が使用する薬の安全管理に努めます。

2022年 診療実績見込み

○シンチグラフィー検査 1000例
○FGD-PET/CT 検査 600例 (9月から12月)
○アイソトープ内用療法 30例

学会認定

日本核医学会認定医教育機関

FDG-PET/CT検査開始について

2022年9月より最新型の半導体PET/CT装置 (GEヘルスケアDiscovery MI)の運用が始まりました。当院では主に腫瘍の病期診断を目的とした全身FDG―PET/CT検査を施行しています。半導体PET/CT装置は、従来型の高電子倍増管PET/CT装置と比較して、患者さんに投与する放射性薬剤と撮影時間をともに約30%低減する事が可能となり、患者さんによりやさしい検査となっています。加えて従来型のものより画質も向上しており、より詳細な診断が可能となることが期待されています。

半導体PET/CTでは、腎臓や腸管等の生理的集積が細部まで明瞭に描出されています。

スタッフ紹介

職 名 氏 名 専門分野 認定医/専門医/指導医
主任部長(放射線診断IVR科部長兼任) 柏木 伸夫 画像診断・IVR 日本医学放射線学会専門医
日本IVR学会専門医
放射線科研修指導者
大阪大学放射線統合医学講座 招聘教員
近畿大学放射線医学講座 非常勤講師
画像診断ガイドライン頭頚部小委員会 委員長
非常勤 足立 至 肺がん化学療法
肺がん
分子生物学
日本医学放射線学会専門医
日本核医学会核医学会専門医
PET核医学認定医
非常勤 松永 恵子 日本医学放射線学会専門医
日本核医学会核医学専門医
PET核医学認定医
放射線科研修指導者
非常勤 渡邊 美玲 日本医学放射線学会専門医
日本核医学会核医学専門医
検診マンモグラフィ読影認定医
日本医師会認定産業医

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