アイソトープ診療科
- 診療内容 / 実績
- スタッフ紹介
患者さんの身体への負担が少ないアイソトープ診療を行っています。
大阪国際がんセンターアイソトープ診療科は、アイソトープを用いた検査・治療を行っています。アイソトープ診療とは、ガンマ線という放射線の一種を微量に含む検査薬(放射性医薬品)を投与して臓器の血流や機能の状態を映像化し、診断・治療に役立てる方法のことです。当科では、このアイソトープを駆使し、全身骨シンチグラム、全身腫瘍シンチグラム、副腎シンチグラム、心筋血流SPECT、心筋交感神経SPECT、脳血流SPECT、脳換気・血流シンチグラム、レノグラムなどの検査に加えて、分子標的治療ならびに疼痛緩和医療を実施しています。
アイソトープ診療は、患者さんの身体への負担が少なく、使用した薬剤も速やかに体外に排出されるため安全です。しかしながら、放射能や被爆を心配される患者さんも少なくありません。そのため、当科では、使用する薬剤の安全性についてスタッフ一同わかりやすい説明を心がけています。
※当科の検査のオーダーは、すべて当センターの各診療科からの予約に限定しています。検査をご希望の方は、まずは各診療科を受診してください。
主要疾患
腫瘍、心筋梗塞、狭心症、心筋症、脳血管障害、脳変性疾患
治療ポリシー
○使用する薬剤の安全性についてスタッフ一同わかりやすい説明を心がけます。
○医師、看護師、薬剤師、診療放射線技師が使用する薬の安全管理に努めます。
主な検査について
全身骨シンチグラム、全身腫瘍シンチグラム、副腎シンチグラム、心筋血流SPECT、心筋交感神経SPECT、脳血流SPECT、肺換気・血流シンチグラム、レノグラムなど、年間約1,500例のアイソトープ検査・治療を行っています。
主な治療について
全身骨シンチグラム、全身腫瘍シンチグラム、副腎シンチグラム、心筋血流SPECT、心筋交感神経SPECT、脳血流SPECT、脳換気・血流シンチグラム、レノグラム、甲状腺シンチグラムなど、年間約3,000例のアイソトープ検査を行っていま。
- 89Srによる骨転移疼痛緩和療法、111In、90YによるRI標識抗体療法
- 骨転移疼痛緩和療法
- 従来の治療法(手術、化学療法、鎮痛薬等)でコントロールできない骨転移性による疼痛で苦しむ患者さんに有用です。
診療実績
年間約3,000例
学会認定
● 日本核医学会認定医教育機関
スタッフ紹介
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部長(兼任)
中西 克之
職 名 | 氏 名 | 専門分野 | 認定医/専門医/指導医 |
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部長(兼任) | 中西 克之 | 骨軟部・腹部画像診断 | 大阪大学臨床教授 関西SKR勉強会代表世話人 骨軟部放射線研究会世話人 |
里村 洋樹 | レジデント | ||
非常勤 | 足立 至 | 肺がん化学療法 肺がん 分子生物学 |
日本医学放射線学会専門医 日本核医学会核医学会専門医 PET核医学認定医 |
非常勤 | 丸山 薫 | 核医学 画像診断 |
日本医学放射線学会専門医 日本核医学会核医学会専門医 PET核医学認定医 |
非常勤 | 中城 和也 | 核医学 画像診断 |
日本医学放射線学会専門医 日本核医学会核医学会専門医 PET核医学認定医 |
非常勤 | 太田 仁八 | 核医学 画像診断 |
日本医学放射線学会専門医 日本核医学会核医学会専門医 PET核医学認定医 |