個人情報が記載された書類の誤交付について
このたび、当センターにおいて、患者さんの個人情報が記載された書類(診療明細書)を誤交付するという事案が発生しました。
このような事態を招きましたことをお詫び申し上げますとともに、再発防止に取り組んでまいります。
1.書類に記載されていた個人情報
- 氏名、患者番号(ID)、病棟、請求期間、診療報酬項目
2.事案の経過
- 令和6年5月20日(月)
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- ・患者Bより患者Aの書類が誤って交付されていると申し出があり、誤交付が発覚した。
この申出を受け確認したところ、4月10日(水)に入院会計が患者Bに交付する定期請求書及び書類を誤って患者Aの書類が混入した状態でホッチキス留めを行い、病棟クラークに手渡した。病棟クラークが確認することなく患者Bに交付したことが判明した。 - ・入院会計の責任者が患者Bに謝罪の上、経緯を説明し患者Aの書類を回収した。
- ・患者Bより患者Aの書類が誤って交付されていると申し出があり、誤交付が発覚した。
- 令和6年5月21日(火)
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- ・入院会計の責任者が患者Aへ経緯の説明、謝罪を行った。
3.誤交付の原因
- 〇入院会計が患者Bに交付する定期請求書、書類をホッチキス留めする際に確認を怠り、患者Aの書類が混入した状態で患者Bに交付したため。また、病棟クラークも患者Bに定期請求書及び診断明細書を交付する際の、確認を怠ったため。
4.再発防止策
- ・入院会計等のスタッフは書類を準備する際は、1枚ごとに氏名、ページ番号の確認を行った上でホッチキス留めを行い、再度誤りがないか1枚ずつ氏名、ページ番号の確認を徹底する、病棟クラークにおいても、患者さんへ渡す際に氏名に誤りがないか確認するよう周知した。
- ・センター職員に対して、個人情報を適正に取り扱うよう、改めて周知徹底した。
【問い合わせ先】
大阪国際がんセンター
事務局 総務・広報グループ