イノベーションセンター
- 診療内容 / 実績
【概要】
当センターの理念である「患者の視点に立脚した高度ながん医療の提供と開発」を達成するために、2022年1月より新規部門として多職種からなるイノベーションセンターを設立しました。センター内で推進される業務の標準化や、標準化から効率化に向けて作業の各種調整を部門横断的に行っています。
【活動内容】
2024年度は以下の取り組みを行っております。
- ・イノベーションセンター会議(月1回)…各種課題解決に向けた進捗状況管理、調整
- ・各種課題への対応と関連WGへの参画、共同作業の実施
待ち時間短縮、業務効率化の検討…業務効率化WG(月1回)
地域連携及び広報活動の検討…広報PJ(月1回)
また、上記以外の重大な課題についても関係部署と協力し別途対応をしています。
- ・外来化学療法室の運用円滑化に向けた調整(化学療法管理委員会)
- ・返書制度の見直し(地域連携室)
- ・電話対応の再構築
- ・病床利用率の改善
- ・生成AIの導入検討
【待ち時間短縮について】
以下のような対応により、待ち時間短縮を進めております。
- ・クイックイン外来のフローチャート見直し
- ・待ち時間比較ヒストグラムツールの開発及び診療科への配布
- ・検査時間の見える化
2021年度診察待ち時間(中央値)…16.5分
2022年度診察待ち時間(中央値)…17.5分
2023年度診療待ち時間(中央値)…16.7分
大阪国際がんセンターの各種待ち時間(2024/9/30時点)
以上のように、イノベーションセンターではセンター内の業務効率化や職員満足度の向上だけでなく、患者サービスの改善につながる取り組みもすすめています。