よくあるご質問(がんに関する相談)

■がん診療連携拠点病院について

  • がん診療連携拠点病院って何ですか?

    どこにお住まいでも質の高いがん医療が受けられるように厚生労働大臣が指定した病院です。また、各都道府県が独自に指定した病院もあります。

  • 自宅近くのがん診療連携拠点病院はどこですか?

    国立がん研究センターがん情報サービス「がん診療連携拠点病院などを探す」に記載されています。

  • がん治療に関わるスタッフは、どのようなスタッフがいますか。

    がん治療には、医師や看護師、薬剤師、病理医、臨床検査技師、放射線治療医、栄養士、ソーシャルワーカー、心理士、遺伝カウンセラーなどさまざまな専門家がいます。

  • がん相談支援センターとは何ですか?

    全国のがん診療連携拠点病院などに設置されている「がんの相談窓口」です。患者さんや家族あるいは地域の方々に、がんに関する情報提供や、さまざまな相談にお応えしています。研修を受けた看護師や医療ソーシャルワーカー(MSW)が、信頼できる情報に基づいて、がんの治療や療養生活全般の質問や相談をお受けしています。
    ホームページの「がん相談支援センター」をご覧ください。

  • ソーシャルワーカーとは何ですか。

    ソーシャルワーカーは病期や障がいに伴って起こるさまざまな困りごとに社会福祉の立場から支援する職種で、当センターの医療ソーシャルワーカー(MSW)は全員、社会福祉士が担当しており、がん患者さん・その家族の療養に伴う経済的・社会的・心理的な悩みや困りごとについて相談支援を行っています。

  • ■治療について

  • 2ヶ月ほど前から腹部に痛みがあります。がんなのでしょうか?

    症状だけでは診断がつきません。まず自宅近くの医療機関にかかりきちんと検査を受けてください。

  • インターネットで、がんについて調べたい。

    インターネット上のがん情報には根拠のない情報も入り交じっており、その中からご自身に必要な情報を探すことは大変難しいです。
    インターネットでがんに関する情報を調べるときは、まず、信頼できる情報提供を行っているサイトを参照されることをお勧めします。
    国立がん研究センター「がん情報サービス」
    http://ganjoho.jp/public/index.html
    このサイトには、各部位がんの解説(症状、診断、治療など)や様々な治療方法について、緩和ケアについて、臨床研究について、就労など社会生活に関する情報が掲載されています。

  • 手術をしないといけないと言われています。できれば切りたくないのだが手術以外の方法はないのでしょうか?

    どのような治療法が最良かつ適応となるかは患者さんの状態や病状によって異なります。セカンドオピニオンで他病院の医師に意見を求めることもできます。まずは、主治医に他の治療法があるのか?また、メリットとデメリットにはどのようなことがあるのか?ご相談されるとよいでしょう。

  • 本当にこの治療法が一番良いのでしょうか?

    治療法について疑問が生じた時にはまず、あなたの身体や病気について最も詳しく知っている担当医師や看護師に質問してみましょう。一度の説明ですべてを理解することはむずかしいことも多いです。わからなければなんどでも「わからない」ことを伝えてください。一度だけではなく繰り返し説明してもらいましょう。また、説明を聞くときには、一人よりは二人で、患者さんとご家族とがご一緒されることをお勧めします。
    その上で、他の医療機関のセカンドオピニオン外来を利用して、もう一人の専門医の意見を聞くことも治療法に関する疑問を解決するために役立つでしょう。

  • ■セカンドオピニオンについて

  • セカンドオピニオンとは何ですか?

    セカンドオピニオンとは、患者さんが病気や治療に関する知識を深め、納得して治療に望むために、主治医(ファーストオピニオン)の診断や意見を主治医以外のその領域の知識や経験が豊富な専門医師の意見を聞き、その後の治療方法などを決めていく方法をいいます。
    セカンドオピニオンの考え方として、別の医師のもとに転院することが目的ではなく、主治医(ファーストオピニオン)のもとで治療を受けることを前提とした制度です。

  • セカンドオピニオンに対応してもらえますか。

    当センターのセカンドオピニオンは、がんを対象としがん専門医が対応します。ただし、網膜芽腫(小児の眼腫瘍)以外の眼腫瘍は対象外です。
    ご希望の場合は、有料相談となります。事前に申込手続きを行い、予約をお取りいただきます。
    詳しくは、ホームページの「セカンドオピニオン」をご覧ください。

  • ■療養生活・制度やサービスについて

  • がんの治療は、高額な費用になると聞きました。医療費が心配です。

    高額療養費制度や小児慢性特定疾病医療助成制度はご存じですか?
    高額療養費制度【申請先:加入されている保険者】
    外来分は、ひと月の中で自己負担額が一定の額を超えた場合、申請すると超えた額が戻ってきます。事前に「限度額適用認定証」を発行してもらい、病院窓口へ提出すれば、限度額までのお支払いで済みます。
     
    小児慢性特定疾病医療助成制度【申請先:お住まいの市区町村窓口】
    18歳未満で、厚生労働大臣が定める小児慢性特定疾病にかかっている方が対象となります。申請すると小児慢性特定疾病医療受給者証がご自宅に届きますので、病院窓口へ提出してくだされば、医療費の自己負担額の一部が助成されます。
     
    認定証・受給者証の提出先
    (外来)1階総合受付
    (入院)1階入院受付

    その他、ご自身の加入保険や暮らしの状況によって利用できる制度もあります。がん相談支援センターで相談してみてはいかがでしょうか。

  • 治療をしながら仕事はできますか?

    がんと診断されたからといってすぐに退職を決める必要はありません。主治医とよく相談しながらご自身の治療計画に合わせて、就業計画を立てることが大切です。会社の就業規則を確認し、上司や人事担当者、産業医などと相談しましょう。
    治療をしながら働くことをご自身だけで抱え込まず、主治医や看護師、がん相談支援センターに相談してみてはいかがでしょうか。

  • 仕事を休むことになるため収入が減ってしまいます。

    大原則は「支出を減らし収入を確保すること」です。
    健康保険加入者本人(勤労者)の場合、病気のために仕事を休み、給料の支払いが受けられなくなったときに「傷病手当金」の支給を受けることができます。連続3日以上休業した場合には4日目から支給が開始され、支給日数の上限は1年6ヶ月、支給額は標準報酬月額の3分の2です。
    自営業の方など国民健康保険には「傷病手当金」制度はありませんが、状況によって医療費自己負担や保険料の減免が受けられる場合もあります。その他、ご自身の状況を伺って利用できる制度を一緒に考えることができますので、がん相談支援センターで相談してみては如何でしょうか。

  • そろそろ仕事復帰を考えていますが色々不安です。

    まず、主治医にご自身のがん治療と仕事の両立について意見を聞いてみましょう。
    また、ご自身の仕事について、具体的に会社にいつ復職すればいいのか、どんな手続きが必要なのか、働くために会社に何を配慮してもらえばいいのか等、がんの治療をしながら仕事を続ける上での悩みや不安の相談、また、新たに仕事を探して就職したい時の相談など、がん相談支援センターでは、がん治療中の就労支援を労働専門機関・専門家と連携して行っていますのでご相談下さい。

  • 自宅から病院が遠いので退院後が不安です。

    急な体調の変化や外来通院治療中の療養生活に備えて、ご自宅の周辺地域にもう1つ連携医療機関(かかりつけ医、緊急時対応病院)をもっておくことをお勧めします。事前に患者さん・家族‐大阪国際がんセンター‐連携医療機関と協力体制を整えておくことで、いざというときにもスムーズに対応できます。
    大阪国際がんセンターの患者さんの地域の連携医療機関を探すお手伝いは、入院中であれば入退院支援看護師が、外来通院中であればがん相談支援センターが、行わせていただきます。

  • 訪問診療・訪問看護とは何ですか?

    在宅療養支援診療所の医師や訪問看護ステーションの看護師に自宅に来てもらい、健康状態のチェック、医療処置、その他のきめ細やかなサービス(シャワー・入浴の介助、ご家族からの相談への対応、リハビリテーション)を受けることができます。痛みの治療や中心静脈栄養などの管理も継続できます。患者さん・ご家族からの連絡に365日24時間体制で応じてくれるところもあり、訪問診療・訪問看護の体制を整えておくと安心です。
    大阪国際がんセンターの患者さんの地域の連携医療機関を探すお手伝いは、入院中であれば入退院支援看護師が、外来通院中であればがん相談支援センターが、行わせていただきます。

  • 自宅で療養しています。介護保険サービスが使えると聞きました。

    介護保険は通常65歳以上の方が対象になりますが、ご病状によっては40歳以上のがん患者さんも利用することができます。その他に障がい者に対する制度を利用して介護サービスを受けることもできますので、日常生活を送ることに不安があるときには、主治医、看護師やがん相談支援センターにお伝え下さい。

  • ■家族からの相談

  • 夫ががんの診断を受け治療中です。自分は妻として何ができますか?

    ご主人ががんになられて、ご自分のこと以上に心配され、辛いお気持ちでいることでしょう。自分のつくった食事が悪かったのか、私がもっと早く気づいていれば…、などとご自身を責めている方も多くいらっしゃいます。まずは、主治医や看護師、がん相談支援センターに奥様のお気持ちを話してください。お話を伺いながら、一緒に考えていきましょう。

  • 家族ががんとの診断を受けました。本人の前では普通に振舞っていますが、治らないのではないかと不安です。本人より親戚や周りの人には話さないでほしいと言われているので一人で悩んでいます。どうすればよいでしょうか?

    がん治療をされるご家族のことをお一人で抱え込んでいてつらいでしょう。がん治療は家族が「チーム」となって取り組むことがとても大切です。主治医や看護師、がん相談支援センター等にお声かけいただき、ご家族の支援について一緒に考えていきましょう。また、気持ちの落ち込みが続くようであれば、地域の心療内科や精神科クリニックで「こころの専門家」のサポート受けていただくことも大切です。

  • ■その他

  • がんの治療のことと、妊娠・出産のことの両方について相談できるところはありますか?

    がん治療と生殖について詳しい専門施設が全国に数か所あります。ご自宅近くの施設をご案内します。AYA世代サポートチームや相談支援センターが、専門施設の紹介だけでなく、がんと生殖に関する基礎的な情報を提供することやお気持ちのつらさを支援しますので、気兼ねなくご相談ください。詳しくは、院内の医療スタッフにお声かけください。
    また、AYA世代サポートチームのご案内をご参照ください。

  • 臨床試験って何ですか?

    新たに開発された治療薬や手術療法や放射線療法などのさまざまな治療法が安全で有効かを、患者さんにご協力いただいて確認する研究です。がん治療は、国内外の多くの患者さんのご協力による臨床試験の積み重ねによって進歩してきました。

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