委員会の運営
医薬品採用審査委員会
医療機関で用いる医薬品は、その医療機関の性格や医療行為に合わせ、経済的な視点も加味して決めるべきです。患者さんの利便や嗜好も考慮しなければなりません。当センターの医師が処方できる薬剤はすべて「医薬品採用審査委員会」で承認されたものです。この部会の事務局は薬局が担っています。
がん化学療法レジメン審査委員会
抗がん剤治療においては、複数の薬を組み合わせて用いることが一般的です。薬の組み合わせと投与量、治療のスケジュールなどを文書で決めたものを「レジメン」といいます。抗がん剤治療が適切・安全に行われるようにレジメン内容を審査するのが「がん化学療法レジメン審査委員会」です。薬局はこの委員会の事務局を担当しており、治療の根拠となる論文(エビデンス)に問題がないか、他の薬との組み合わせが適切かどうかを、担当薬剤師がチェックしています。
医薬品安全管理委員会
院内で用いられるすべての医薬品について、その安全な使用法や取り扱いを検討するのが医薬品安全管理委員会です。この委員会の委員長が医薬品安全管理責任者で、医療安全専従の薬剤師が担っています。