事故報告
大阪国際がんセンターにおける医療事故の状況について
令和6年10月3日
大阪国際がんセンターでは、平成19年3月に制定しました「大阪府立病院機構医療事故公表基準」(以下「公表基準」という。)に基づき、当センターにおいて発生した医療事故について公表することとしています。
公表基準は、府民の皆さまに府立の病院の医療情報を積極的に提供することで、医療の透明性を高めるとともに、医療の安全管理に資することを目的に制定したものです。
このたび、令和6年度上半期に当センターにおいて発生した医療事故について公表いたします。
令和6年度上半期(令和6年4月~令和6年9月) 医療事故の状況
(1) 発生件数(3b以上)
患者影響レベルと内容 | 件数 | |
---|---|---|
3b | 患者に影響があった事例 | 37 |
濃厚な処置や治療を要した(バイタルサインの高度変化、 人工呼吸器の装着、手術、入院日数の延長、外来患者の入院、 骨折など) |
||
4a | 患者に永続的な障がいが残った事例 | 0 |
[軽度〜中等度の傷害] 永続的な障がいや後遺症が残ったが、 有意な機能障害や美容上の問題は伴わない |
||
4b | [中等度〜高等度の傷害] 永続的な障がいや後遺症が残り、有意な機能障害や美容上の 問題を伴う |
0 |
5 | 死 亡(原疾患の自然経過によるものを除く) | 0 |
合 計 | 37 |
【医療事故の定義】 医療事故とは、医療に関わる場所で、医療の全過程において発生するすべての人身事故で、次の2つに区分される。
また、患者さまや面会者が廊下で転倒し、負傷した事例のように、医療行為とは直接関係しない施設や設備の使用・管理上の事故も医療事故に含むものとする。 |
2) 公表する医療事故の内容と患者影響レベル
事故の内容 | 患者影響レベル | 合計 | |||
---|---|---|---|---|---|
3b | 4a | 4b | 5 | ||
薬剤に関する項目 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
輸血に関する項目 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
治療・処置に関する項目 | 33 | 0 | 0 | 0 | 33 |
医療用具(機器)の 使用・管理に関する項目 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ドレーン、チューブ類の 使用・管理に関する項目 |
2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
検査に関する項目 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
療養上の場面に関する項目 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
その他 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
合 計 | 37 | 0 | 0 | 0 | 37 |
地方独立行政法人大阪府立病院機構医療事故公表基準はこちら
https://www.opho.jp/disclosure/pdf/jiko-kohyokijun.pdf