抗菌薬適正使用の取り組み
抗菌薬適正使用支援チーム(AST)は、がん診療科の感染症診療(診断・治療・予防)をサポートするために活動しています。チームは医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、事務職員らによって構成されます。具体的な活動内容としては、
・感染症治療の早期モニタリングとフィードバック(血液培養陽性または広域スペクトラム抗菌薬を使用した症例など)
・抗菌薬使用量/微生物サーベイランスの実施と評価による抗菌薬適正使用プログラムの立案
・感染症診療コンサルテーション
・定期的な職員への教育(内服抗菌薬の使い方、薬剤感受性結果の見かた、βラクタムアレルギー対応など)
・院内採用抗菌薬の定期的な見直し
などの取り組みを行っています。