グレープフルーツ以外にも注意したい食材

グレープフルーツ以外にも注意したい食材

 フラノクマリン類はグレープフルーツジュースだけでなく多くの植物に含まれるもので、それぞれの食材と薬剤との影響度は組み合わせによって異なっています。さらに同じグレープフルーツでも種類がたくさんあり、産地や収穫時期による違いもあります。
また、同じような柑橘類でもフラノクマリン類を含む量には違いがあり、柑橘類以外でも含まれていることがあります。外見だけでは判断しづらく、これまでの報告に基づいてお示ししますので、参考にしてください。
なお、相互作用の可能性がある場合には、無理に摂取せず、代用可能なもので対応されるほうがいいでしょう。すべての柑橘系が食べられないわけでもありません。

相互作用に注意する必要がある;効果増強が考えられる

    効果増強が考えられる

  • 夏ミカン・ダイダイ・サワーオレンジ・ブンタン(ザボン)・絹皮(安藤みかん)・スウィーティー・ハッサク・晩白柚・金柑・ライム など
  • 柑橘系以外の食品:パセリ・セロリ・ミツバ・イチジク・ざくろ など






相互作用の心配が少ないもの

  • 温州みかん・カボス・バレンシアオレンジ・マンダリンオレンジ・ネーブル・日向夏・レモン・ゆず・リンゴ・ブドウ・など

Q: どうしてジュースが注意喚起されているのですか?

このような相互作用の場合は摂取する量が問題となります。一切れとジュースでは含まれるフラノクマリン類が異なります。ジュースを作るにはグレープフルーツが1個もしくはそれ以上必要です。通常、濃縮還元されていますので、ジュースでは含まれるフラノクマリン類量がどうしても多くなります。ジュースとして相互作用が指摘されているのは、摂取されるこの量の問題であると考えられます。

Q :加工食品で注意することはないですか?

実際に摂取する量がこのような相互作用では大切です。多くなければ影響はきわめて少ないものであろうか思います。グレープフルーツジュース関連の加工食品の中でも、果皮を含むマーマレードなどは、その果皮の原料にもよりますが、フラノクマリン類が含まれていることが懸念される食品です。大量に摂取するものではありませんが、ほかのジャムなどで代用される方がいいでしょう 

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